Smalltalk use: better《余録》代入 vs. 束縛
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《余録》代入 vs. 束縛 《Python3.1》
《著》真樹育未《監修》小泉ひよ子とタマゴ倶楽部
第０版♪1988/10/12
Smalltalk-80 セミナー用に作成したテキスト（1988）をもとに、Jython 版（2003）を経て、Python 版（2009）として加筆/再構成した余録集です。
変数の生涯
変数の生涯を図解すると、次のようになります。
変数に期待される機能は、次のようなものです。
- 束縛を更新（変更）する
- 値を参照する
- 束縛を削除（無効に）する
未束縛の変数を参照しようとすると、例外 NameError を生成します。
■ 変数：代入モデルの隘路
代入モデルでは、オブジェクトを入れるのに「必要な大きさの箱」が用意されると考えます。すると、
Traceback (most recent call last):
File "", line 1, in
NameError: name 'a' is not defined
>>> hex(id(a))
'0x2f9b40'
変数 a が未定義だと、例外 NameError を生成して、エラーメッセージを出力します。変数 a にオブジェクト 3 を代入するときには、それを入れるのに「必要な大きさの箱」が用意されるはずです。
>>> b = 4
>>> hex(id(b))
'0x2f9b50'
>>> hex(id(a))
'0x2f9b50'
>>>
変数：束縛モデル
束縛された状態のオブジェクトは、誰かが参照する可能性があるので、リサイクルの対象にはなりません。
》作業中です《
Last updated♪2009/07/20
