Python.use(better)《余録》組み込み関数 range
Python.use(better)
《余録》組み込み関数 range
《著》小粒ちゃん＋∞《監修》小泉ひよ子とタマゴ倶楽部
第０版♪2001/03/02 ● 第１版♪2003/05/25 ● 第２版♪2004/06/01 ● 第３版♪2009/02/28
組み込み関数 range
>>> print(range.__doc__) range([start,] stop[, step]) -> range object Returns an iterator that generates the numbers in the range on demand. >>>
■ 文字列とシーケンス
$ python builtin_function.py >>> do() ... >>> # -------------------------------------------------- tips_range >>> s = range(3); s range(0, 3)
組み込み関数 range を利用すると、
- 実引数 3 に指定した要素数の数列が得られます。
- 変数 s を介して、数列（シーケンス）を参照できます。
>>> list(s) [0, 1, 2]
- 組み込み関数 list を利用すると、数列の各要素を列挙したリストが得られます。
>>>
>>> for e in s:
print(e)
0
1
2
>>> S = "ABC"
>>>
>>> s = range(3); s
range(0, 3)
>>> for i in s:
print(i,S[i])
0 A
1 B
2 C
>>> s = range(len(s),0,-1); s
range(3, 0, -1)
>>> for i in s:
print(i-1,S[i-1])
2 C
1 B
0 A
>>> S = "ABCDEF"
>>>
>>> s = range(len(S)-3,len(S)); s
range(3, 6)
>>> for i in s:
print(i,S[i])
3 D
4 E
5 F
>>> s = range(0,len(S),2); s
range(0, 6, 2)
>>> for i in s:
print(i,S[i])
0 A
2 C
4 E
>>>
>>> # -------------------------------------------------- tips_enumerate
- 変数 s を介して、文字列（シーケンス）を参照できます。
《Note》変数の名前 s には、
- 文字列を表わす string と
- シーケンスを表わす sequence と
の意味を込めています。
■ for 文
>>> for e in s: print(e) A B C
for 文を利用すると、
- in に続くシーケンス s（文字列）の各要素 e（文字）を順に参照しながら、
- for ブロックにある、コードの断片を実行します。
そのため、各行には、文字がひとつずつ出力されます。
■ 組み込み関数 range
>>> for i in range(len(s)):
print(i,s[i])
0 A
1 B
2 C
組み込み関数 range を利用すると、
- 実引数 len(s) に指定した要素数（文字列 s の長さ）の数列が得られます。
for 文を利用すると、
- in に続くシーケンス range(len(s))（数列）の各要素 i（整数）を順に参照しながら、
- for ブロックにある、コードの断片を実行します。
そのため、各行には、整数 i と文字 s[i] とが出力されます。
■ 組み込み関数 enumerate
>>> enumerate(s)>>> list(enumerate(s)) [(0, 'A'), (1, 'B'), (2, 'C')] >>>
組み込み関数 enumerate を利用すると、引数に指定したシーケンス s の
- オフセット値と
- 要素と
のタプルを列挙した、リストが得られます。
>>> for i,e in enumerate(s):
print(i,e)
0 A
1 B
2 C
for 文を利用すると、
- in に続くシーケンス range(len(s))（数列）の各要素 i（整数）を順に参照しながら、
- for ブロックにある、コードの断片を実行します。
そのため、各行には、整数 i と文字 e とが出力されます。
》こちらに移動中です《
↑TOP
