Python.use(better) #課題：真理値表《クラス版》

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課題：真理値表《クラス版》

《著》森こねこ、小粒ちゃん＋∞《監修》小泉ひよ子とタマゴ倶楽部

第０版♪2001/03/02 ● 第１版♪2003/05/25 ● 第２版♪2004/06/01 ● 第３版♪2009/02/28

課題を作成する過程を通して「論理演算/文字列処理」の理解を深めます。
※ Python1.5 で作成した例題を、Python3.1 で再構成しました。

2003-05-24 Python.use(better) #課題：真理値表《source code》

	episode
2003-05-19 ★	Python.use(better) #真理値表: step00 -- class TruthTable(object) 新たに定義したクラス TruthTable は、本体が空 pass です。
2003-05-20 ★	Python.use(better) #真理値表: step01 -- def __init__(self): メソッド __init__ は、クラス呼び出し TruthTable() に呼応して、生成されたインスタンスを初期設定します。メソッド __repr__ は、オブジェクトに固有の文字列表現を規定します。
2003-05-21 ★	Python.use(better) #真理値表: step02 -- def __iter__(self): メソッド __iter__ は、インスタンス属性の各要素を順に参照する方法を規定します。yield 文を利用すると、その関数/メソッドは「ジェネレーター」になります。メソッド __repr__ は、オブジェクトに固有の文字列表現を規定します。
2003-05-22 ★	Python.use(better) #真理値表: step03 -- def __repr__(self): for 文と同等のものは「内包」を使うと、より簡潔に記述できます。メソッド _body は（補助関数として）オブジェクトに固有の文字列表現を規定します。
2003-05-23 ★	Python.use(better) #真理値表: step04 -- def _body(self): メソッド __repr__ は、オブジェクトに固有の文字列表現を規定します。メソッド _header は（補助関数として）真理値表のヘッダーになる文字列表現を規定します。メソッド _line は（補助関数として）真理値表のヘッダーと表とを区切る文字列表現を規定します。
2003-05-26 ★	Python.use(better) #真理値表: step05 -- def op_and(self): クラス属性を介して、メソッド間で情報を共有できます。メソッド op_and は、論理積 and を表わす、真理値表を作成します。メソッド op_or は、論理和 or を表わす、真理値表を作成します。
2003-05-27 ★	Python.use(better) #真理値表: step06 -- def operator(self, op): メソッド operator は、メソッド op_and/op_or に共通するコードを抽出（リファクタリング）したものです。組み込み関数 eval を用いて、実行時に確定したコードの断片を評価（実行）します。メソッド __repr__ は、組み込み関数 repr に呼応して、オブジェクトに固有の文字列表現を与えます。そこで、補助関数 _body, _header を用意します。
2003-05-28 ★	Python.use(better) #真理値表: step07 -- def implication(self): メソッド implication は、含意 implication を表わす、真理値表を作成します。否定 not と論理和 or を利用して、再定義できます。
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事例：モジュールを起動する

■ 全項目を確認する

全ステップの「項目」を確認するには、関数 do を利用します。

$ python -i TruthTable.py
>>> do()
0: step00 -- class TruthTable(object):
1: step01 -- def __init__(self):
2: step02 -- def __iter__(self):
3: step03 -- def __repr__(self):
4: step04 -- def _body(self):
5: step05 -- def op_and(self):
6: step06 -- def operator(self, op):
7: step07 -- def implication(self):
>>>

>>> t = TruthTable(); t
 p | q | p _ q



























-













>>> t.operator("and")
 p | q | p and q































-















 T | T |    T   
 T | F |    F   
 F | T |    F   
 F | F |    F   

>>> t.operator("or")
 p | q | p or q





























-














 T | T |   T   
 T | F |   T   
 F | T |   T   
 F | F |   F   

>>> t.operator("&")
 p | q | p & q



























-













 T | T |   T  
 T | F |   F  
 F | T |   F  
 F | F |   F  

>>> t.operator("|")
 p | q | p | q



























-













 T | T |   T  
 T | F |   T  
 F | T |   T  
 F | F |   F  

>>> t.operator("^")
 p | q | p ^ q



























-













 T | T |   F  
 T | F |   T  
 F | T |   T  
 F | F |   F  

>>> t.operator("==")
 p | q | p == q





























-














 T | T |   T   
 T | F |   F   
 F | T |   F   
 F | F |   T   

>>> t.operator("!=")
 p | q | p != q





























-














 T | T |   F   
 T | F |   T   
 F | T |   T   
 F | F |   F   

>>> t.implication()
 p | q | p => q





























-














 T | T |   T   
 T | F |   F   
 F | T |   T   
 F | F |   T   

>>>

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事例：モジュールを起動する

■ 全項目を確認する

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