テキスト部品を配置する

部品の配置を規定値に設定しておくと、ウィンドウの大きさを変更したときに、テキスト領域の幅と高さが、指定された値のままとなります。このとき、水平方向には width=20 文字分の、垂直方向には height=5 行分の、テキスト領域が確保されているのが分かります。

    text.grid(row=0, column=0, sticky=NSEW)

row= には、行(垂直)方向のオフセット位置を指定します。column= には、列(水平)方向のオフセット位置を指定します。ここでは、行列座標 (row,column) にすると (0,0) の位置、つまり左上隅にテキスト領域を確保しています。
sticky= には、格子内のどの方向に、部品を密着させるかを指定します。NSEW を指定すると、格子の全方向(上下左右)に密着するように、部品が配置されます。


    xScrollbar.grid(row=1, column=0, sticky=EW)
    yScrollbar.grid(row=0, column=1, sticky=NS)

同様に、格子内のどの方向に、スクロールバーを密着させるかを指定します。すると、図のような配置になります。ここでは、EW を指定して水平(東西)方向に、NS を指定して垂直(南北)方向に、格子内でスクロールバーを密着させています。