Oh 脳《009》バス停でしか降りられないタクシー
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バス停でしか降りられないタクシー
《監修》小泉ひよ子とタマゴ倶楽部
第0版♪2004/07/02
タクシーのつもりで乗車すると「ここから先はバス停でしか降りられませんよ」と言われて、みなさんならどうしますか。
... zap ...
同じ思いは、Eclipse/VisualStudio を使ってアプリケーションを開発しているときに痛感します。というのも、デバッガーを起動するときに、あらかじめ設定しておいたブレイクポイントでしか、実行中のアプリケーションを一時停止できないために、ストレスが溜まるからです。Smalltalk であれば、事前に設定しておいたブレイクポイント（バス停）はもちろんのこと「ここで降ろしてください」と言えば、そこが降車場になります。それには、実行中のアプリケーションの上にマウスカーソルを移動して、割り込みキーを押すだけです。あたかも、田舎のバスの「ここから先は自由降車区間」の気分に浸れます。バスの低価格（開発コストの低減）とタクシーの選択の自由さ（迅速なソフトウェア開発）との恩恵を合わせて享受できるのです。しかも、マウスでフォーカスした GUI コンポーネントが、今まさに実行しようとしていたコードの断片を、すぐにその場で確認できます。明朗会計なので、ぼったくりの白タク被害に合うこともないわけです。(^.^)
Last updated♪2010/02/08
