インスタンスの型情報
前半には、次に示す典型的な C# のイディオムが記述してあります。
string s;
Type t = obj.GetType();
if (t == typeof(T1)) {
s = "t1";
} else if (t == typeof(T2)) {
s = "t2";
} else {
s = ... // その他
}
このイディオムに照らし合わせて見ると、与えられた引数 set の型に合わせて、その型名を表わす文字列 "set"/"frozenset" を設定しているのが分かります。
《参照》式 typeof:詳細は C# idioms を参照してください。
setTypeStr = Ops.GetDynamicType(set).Name;
ここでは、引数 set からどのようにして型の情報が得られるか(how)は知らなくても、それを使ってなにをしたいか(what)を理解できれば、十分です。インスタンスの型を実行時に知りたいときに、Ops.GetDynamicType を利用するだけです。