OOP への道 〜 if/for/配列と別れる５０の方法 〜

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Python.use(better) 《Python3.1, Jython2.5.0, IronPython2.6.x》
OOP への道 《余録》〜 if/for/配列と別れる５０の方法 〜

《著》真樹育未・後藤いるか・小粒ちゃん《監修》小泉ひよ子とタマゴ倶楽部

第０版♪1988/10/12 ● 第１版♪1993/05/23 ● 第２版♪2003/05/25

Smalltalk-80 セミナー用に作成したテキスト（1988）をもとに、C++ 版（1993）を経て、Jython 版（2003）として加筆/再構成した余録集です。

• Oh 脳《120》Python には switch もないのか - 続・ひよ子のきもち

■ 概要

伝統的なＣ言語風の for 文や悪名高い switch 文、配列の呪縛から解かれ、オブジェクト指向プログラミング〔OOP〕の醍醐味を堪能するための準備を行います。

■ 旅への誘い（いざない）：はじめの一歩から末の千里へ

Python には、伝統的なＣ言語風の for 文や悪名高い switch 文がありません。それには理由があります。その理由のひとつは、これらが「コードの汚染」を誘発するからです。「アナログ Java 思考からディジタル Jython 思考へ」パラダイムシフトの旅に出掛けませんか。

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雛鳥は最初に見た動くものを親だと信じ込む…とされる「刷り込み」と同様に、最初に見たコードから得た知識や経験は、その後のプログラマー人生にも多大な「影響」を及ぼすことは、容易に想像できるでしょう。しかし、それは同時に、新たな知識や経験を獲得 するときの「障害」にもなりかねません。

if と別れる５０の方法

1.00：JPL の事例から

• Java 言語の解説書 JPL には、伝統的な switch 文を利用した事例を紹介しています。しかし、switch 文は多くの問題を抱え「百害あって一利なし」です。その中でも醜悪なのは、OOP を実践する障害になることです。

Java™ Programming Language, The (Java Series)

1.01：if/dict による解法（switch の代用表現）

• switch 文の代用表現には、if-else 文を利用する、組み込み型 dict を導入する、などがあります。しかし、これらは switch の同義語のようなもので、本質的な問題解決は望めません。

1.02：OOP による解法（思考回路を switch）

• 本質的な問題解決を望むなら、むしろ思考回路の方を switch して、OOP を導入することです。逆に、何故今でも Java/C# などには switch が必要なのかが分かると、ハイブリッド型 OOP 言語の隘路が見えてきます。

1.03：ジャンケン問題, #1: SP による伝統的な解法

1.04：ジャンケン問題, #2: double-dispatch, 山羊さんゆうびんに学ぶ

1.05：ジャンケン問題, #3: Ｎ人ジャンケンへの道

• SP に沿った伝統的な問題解決の手法では、多重 if 文や論理演算が必要になります。OOP を導入すると、if/switch の呪縛から解かれ、簡潔で見通しの良いコードを記述できます。

》作業中です《

1.99：

for と別れる５０の方法

2.00：K&R の事例から

• Ｃ言語の「バイブル」の代名詞でもある K&R には、伝統的な for 文を利用した事例を紹介しています。しかし、for 文はいくつかの問題を抱え、OOP を実践する際の「障害」になりがちです。

C Programming Language (Prentice Hall Software)

2.01：配列と連結リスト, #1

2.02：配列と連結リスト, #2

• 伝統的な for 文を利用すると、データの内部構造に依存する記述を余儀なくされるので「コードの汚染」が広がる傾向にあります。

2.03：イテレーター iter

2.04：ジェネレーター yield

• イテレーターを導入すると、制御構造 for..in だけでなく、演算子 in や組み込み関数など「iterable が期待される」状況ならどこでも、その恩恵に浴することができます。さらに、ジェネレーターと組み合わせることで相乗効果が期待できます。

2.05：クロージャー

• クロージャーを導入すると、すべての問題解決を「静的（コンパイル時）に」行う必要がなく、その状況に応じた最適なアプローチを「動的（実行時）に」注入できるようになります。

2.06：配列とリスト

2.07：配列と集合

》作業中です《

2.99：

配列と別れる５０の方法

3.00：JPL の事例から

• Java 言語の解説書 JPL には、伝統的な配列を利用した事例を紹介しています。しかし、配列はいくつかの問題を抱え「コードを汚染」する一因になり「バグの温床」になりがちです。

Java™ Programming Language, The (Java Series)

3.01：配列の隘路

• 　

3.02：配列と二分木

》作業中です《

3.99：

Last updated♪2009/07/03