Python 弾丸ツアー #DP: ツリー ... step 1: アプリケーションを起動する
Python.use(better); Python 弾丸ツアー #DP: Tkinter/Python 編
>>> ツリー（階層構造）
step 1: アプリケーションを起動する
《Python3.1｜Jython2.5｜IronPython2.6》
《著》小粒ちゃん@湘南組《監修》小泉ひよ子とタマゴ倶楽部
第０版♪2001/03/02 ● 第１版♪2003/05/23 ● 第４版♪2010/03/08
step 1: Composite を導入する
■ アプリケーションを起動する
from tkinter import * ## ---------------------------------------- def tips(): root = Tk() root.title("Step1: Composite") root.config(padx=12, pady=4) path = "Python-3.0/Mac/Tools" tips = TIPS(root, path) tips.createNodes() print(tips.tree) root.mainloop()
￣アプリケーションを起動すると、フォルダー path を頂点とするツリー（フォルダー/ファイルの階層構造）を表示します。
■ ウィンドウを生成する
from tkinter import *
￣まず、モジュール Tkinter を取り込む必要があります。
root = Tk()
#
# ここに必要な処理を記述する
#
root.mainloop()
￣クラス呼び出し Tk() によって、ウィンドウ root が生成されます。メソッド mainloop によって、イベント処理が可能になります。そこで、この間に必要な処理を記述します。
■ ツリーを生成する
tips = TIPS(root, path)
￣クラス呼び出し TIPS() によって生成したツリー tips は、親ウィンドウ root に配置されます。ツリー tips は、フォルダー path を頂点とするフォルダー/ファイルの階層構造を表現します。
tips.createNodes()
￣メソッド createNodes によって、path を頂点とするツリーを構築します。□
■ Composite::Component
from os import listdir
from os.path import join, isdir
## ---------------------------------------- Composite::Component
class Component(object):
def __init__(self, item):
self.item = item
def add_(self, component): pass
def remove_(self, component): pass
￣抽象クラス Component では、共通するプロトコルを規定します。
def __init__(self, item):
self.item = item
￣メソッド __init__ では、ツリーを構成する各ノードが保持する項目 self.item を初期設定します。ここでは、項目として、任意のファイルやフォルダーが含まれます。
def add_(self, component): pass
def remove_(self, component): pass
￣これらの抽象メソッドは、共通するプロトコルを規定するもので、子孫クラスで具体的な処理を記述します。そのため、メソッド本体は空 pass になっています。
《補足》Python では、抽象メソッドを規定する冗長な構文（Java における abstract など）は不要です。また、例外 NotImplementedError を導入すると、プログラマーの喚起を促せます。□<<
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