Python.use(better)《余録》サンプルファイルの使い方

Python.use(better)
《余録》サンプルファイルの使い方

《著》小粒ちゃん＋α《監修》小泉ひよ子とタマゴ倶楽部

第３版♪2009/02/28

ツールを起動する

ツールを使って、各メソッドの「動作」を確認できます。

$ python tutor_tk.py

各メソッドの動作を確認するには、

〔右〕リスト項目を選択します。

すると、

〔上〕メソッドの「仕様」を確認できます。
〔左〕メソッドの「動作」を確認できます。

対話モードで起動する

オプション -i を指定すると、サンプルファイルを実行した後に「対話モード」で利用できるので、個別に動作を確認するのに便利です。

$ python -i list_Tips.py
...
>>>

サンプルファイル list_Tips.py を起動すると、入力を促すプロンプト >>> が現れます。

■ 全項目を確認する

対象になるメソッドを「確認」するには、関数 do を利用します。

>>> do()
 0: ex___contains__ -- 
    x.__contains__(y) <==> y in x
    
 1: ex___delitem__ -- 
    x.__delitem__(y) <==> del x[y]
    
 2: ex___init__ -- 
    x.__init__(...) initializes x; see x.__class__.__doc__ for signature
    
 3: ex___iter__ -- 
    x.__iter__() <==> iter(x)
    
 4: ex_append -- 
    L.append(object) -- append object to end
...    
>>>

実引数を省略すると、全項目を確認できます。

■ 各項目を実行する

各メソッドの「動作」を確認するには、関数 do の実引数を指定します。たとえば、メソッド append の動作を確認するには、実引数に項目番号 4 を指定します。

>>> do(4)
>>> s = list(); s
[]
>>> s.append('A'); s
['A']
>>> s.append('B'); s
['A', 'B']
>>> s.append('C'); s
['A', 'B', 'C']
>>>

すると、各メソッドの動作を「対話モードで実行したかのように」確認できます。実際に、プロンプト >>> に続いて同じコードを入力すると、同じ出力が得られるのが分かります。

Last updated♪2009/10/03